2023年 1月31日
『充実の日々』
充実の1ヶ月で、あっと言う間に一月が終わる。
11日は、残り福の堀川戎神社に、スタジオから徒歩5分だから、出店目当てにお参り。やっと念願の射的をし、6個600円也の高級たこ焼きを食べる。
14日は、伊藤公一先生の80歳を祝うコンサートとパーティー、コンサートは翌日の阪神淡路大震災の追悼演奏会の練習で長田に行っていて、残念ながらお聴きできず、パーティーのみの参加。
演奏会は、佐渡裕さん、長山慶子さん、大嶋義実さん、富久田治彦さんとのアンサンブルもありと、充実したプログラム、パーティーも大勢の人々がお祝いに駆けつけ、和気あいあいの良い会でした。
15日は、神戸ルミナリエの音楽作曲でも知られる上田益さんの「レクイエム」を、神戸をはじめ東日本大震災などの被災地で歌う、レクイエムプロジェクト15周年記念コンサートでもあり、岩手、仙台、長崎からも駆け付けた方々で、合唱団は100人超え。声楽ソリスト10人と共に、長岡京室内アンサンブルと仲間たち として演奏する。
大きな空間ほど本領発揮する愛器ヘルムートさん、神戸文化大ホールに良く響いてくれて、本当に気持ち良かった!
そして、6年ぶり?に泳ぐ。クロール、背泳専門なんですが、水は敏感だから、手足のちょとしたフォームの変化を、スピードに反映してくれるので面白く、快感で、つい600メートルほど泳ぎ、翌日少々筋肉痛になる。スタジオ近所の扇町市民プール、シニア料金なんと350円、通わねば。
そして、こちらも久々の映画、映画が恋した音楽家「モリコーネ」が素晴らしく、2 回観に行く。「ニュー・シネマ・パラダイス」のトルナトーレ監督の撮ったドキュメンタリー映画、一回目は、迫力ある名画の抜粋が、迫る音と共に次からつぎに展開し圧倒される。2回目で、このシーンにこの音楽が流れてなかったら、こんなに心に届いただろうかと…。
映画ごとにまるっきり表情の異なる曲を生涯に500もの映画に書いてなお、G.ペトラッシに学びながら純粋音楽から道を逸れた者との痛みを抱えながら生き、最後に融合させた作曲家が心に迫り、涙する。
十年ぶりとやらの大寒波、千里も午後には消える雪ながら、2日に渡りうっすら雪化粧、さてさて2月もこの寒さが続くとか。 |