2018年 3月29日
『春です』
あっという間に、3月も、はや終わる。今年は、石山高校に行き始めて3年目、初めての卒業生を送り出す。
担当の3人の生徒さん、無事希望の大学に進学でき、ほっとする。今までも何度か受験生の指導は経験して来たけれど、3人一緒は初めてで、音楽高校の先生方の大変さを改めて知る。
肩の荷を下ろせたと思ったら、次は苦手な数字とのにらめっこ、税の確定申告があり、また、睡眠不足が続く。
生徒さんから『そんなの、1月からしてしまうんじゃないんですか?』と呆れ顔で言われ、分かっちゃいるけど、嫌な事はついつい後になり、苦しむいつものパターンになってしまう。
そして追い討ちのように、母のところが建て替えによる引越しで、荷物を詰めるのも、ほどくのもしてくれるオマカセパックながら、大変な作業が続く。
何しろ、母は、まっ茶色になった封筒を見て、『これは、置いておいて、結婚前に最後に交わした手紙だから…』と、93歳になる人が言うのですから、色々な物を残していて…。
引越し前夜は、徹夜になる。それも無事終わり、段ボールは残っているものの、病院のついでに、お花見に行く。
千里は、至るところ桜が植わっていて、春には町がピンクに染まる。南千里公園には大きな池があり、桜の木の下で風に吹かれていると、どこか郊外に来た気分になり、煩わしさも飛んで行ってくれるので、有難い。
それに嬉しい発見が、父が、その昔フエキ糊ためにデザインしたパッケージが、大阪土産のプリンの入れ物となって新大阪駅の売店に並んでいた。ブルーのぞうさんパターンもあったのですが、子供頃使ってましたと言って下さる方もあり、父も仕事していたんだなあ〜と。 |