2014年 3月27日 
                『春です』  
                 
                  
                急に暖かくなり、道路わきの花壇の花も、ベランダのぼけの花も満開になり、一気に春に。 
                 
今日は、18年来の友人 有田匡さんが久々に個展を催されたので、覗きに行く。 
 
有田さんは、黒の鉛筆のみで動植物を素材に、静けさと迫力が同居したような独特な絵を描かれる。 
 
お話によると、濃さの段階を変えつつ、描いては鉛筆の粉を定着させを繰り返し、膨大な時間を掛けて大きな絵になさるようで、画面に時間が閉じ籠められているから、独自な世界が生まれるのかしらとも…。 
 
出会いは、スタジオの下の階に画廊があった時期があり、そこで初めて拝見し、大好きなハチドリの絵を注文して描いて貰うと言う贅沢をしてからのご縁。   
 
日本画家、版画家と美術関係のお知り合いは多いのだが、出来るだけ作品は見逃さないようにしている。ひとつの道を極めようとなさる方々は、作品から色々な事を語って下さり、大いに刺激を受けるので。 
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