2020年 5月30日
『新型コロナ対策』
長い巣ごもり状態から脱し、やっとレッスン再開にこぎ着ける。
3月の時点では、緊急事態宣言が出され、世の中の流れが半停止状況になるとは予想もしなかった。
春は訪れ、いつものようの桜は咲き、木々が新緑に染まり、薫風が吹く、季節の変化を肌で感じられなかったのが残念。
日々一喜一憂して見る新型コロナ感染者と死者数、ただの数値として捉え始めている亡くなった方々。弔いの別れなく、葬られて行った人々を想う。人との出会いも、パーセンテージで表現される。なんだか新しいライフスタイルには、慣れたくない気分。
しかし、管楽器のなかでも唯一、飛沫感染が心配されるフルート。感染防止対策に、感染防止ビニールシートをスタジオに設置。フェースシールドも、フルート用に改造してみました。
フルートを構え易くなるよう少しカット、シールド内の音が耳に煩わしいので、「セスキ激落ちくん」2p幅にカット貼り付け、伸縮バンドエイドで耳の前に固定、マスキングテープでカット後を保護、アンサンブルに使えるかしらと…。少々暑く、笑えますけれど…。
緊急事態宣言が解除され、やっと演奏会が催せる日常になりました。早速、「フルートのこかげ vol.25」を、6月27日(土)6時より大阪倶楽部4階ホールにて催します。今回は、「わらべうた」から武満徹までの、「日本の歌」特集。
ソーシャルディスタンスを取るために、大阪倶楽部ホールが50人の定員になってしまったので、初めての試みでライブ配信もします。ネットの世界は、知らないことばかりで、戸惑う日々です。(プログラムなどの詳細はコンサートをご覧下さい) |