2013年 10月26日
『アルトフルート』
あっと言う間に、8月も9月も過ぎ、10月も末になって、演奏会「フルートのたのしみ No,32」が後一週間と迫っている。
今回は、写真にある愛用のアルトフルートを使い、大好きなジョリウ゛ェの独奏曲『アセーズ・苦行』も吹きます。
昔からアルトの独特の音色が好きで、そんなの買ってもいつ使うのと言われつつ、30代でローン組んで手に入れたもの。その頃は、フリーでオーケストラのエキストラの仕事をしてた時でしたので、なかなか大変でした。
でも、無理して良かった。やっと楽器が鳴ってきました。フルートと違って、吹く頻度が少ないだけに時間がかかったみたいです。
ジョリウ゛ェは「呪文」と言い、音楽本来の呪術性をおびた神秘的な曲が多いですが、「苦行」も『秘密でありつづけるよう、何も語るまい、沈黙にいたるまで』といった深遠な内容の曲が五曲。 奏者の表現力が試されるようで怖いですが、名曲だと思います。
他にも、デニソフ、タクタキシウィリ、バーバー、コープランドなど、1960年代の作品でまとめてみました。
11月3日(日)午後3時からムラマツリサイタルホール新大阪で催します。お時間ございましたら、ご来聴下さいませ。
(詳細はコンサートのご案内をご覧下さいませ)
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