2019年 3月31日
『区切り』
3月は、確定申告があるせいか、いつも「光陰矢のごとし」であっと言う間に過ぎる。
申告書類を書くのは、昨年を経済的に見直す良い機会にはなるのだが、やっぱり数字は苦手です。
今や、ネットで簡単に計算もしてもらって、ボタンひとつで申告の方も多いのに、私は税務署まで書類を持って行き、判子を捺してもらうのを、ひとつの区切りにしている。
年に一度の吹田駅下車、地下道を通りアサヒビール工場前の道を15分ほど歩いて税務署へ、「ご苦労さまでした」とポンポンと判を押してもらって、重荷を下ろした気分でやっとすっきりする。
そして、河合隼雄先生のお墓参りをし、奥様をお訪ねするのが、3月の慣わし。奥様のお手元に残った先生の3本の楽器のお手入れに通ったのが最初で、フルートを吹かれる息子さんに無事引き継がれた後も、奥様の魅力に引かれ続いている。楽しいお話の中に、色々な知恵を授けて頂ける機会になる。
今年は、第1回フルートフェスティバル in兵庫にアルトフルートで参加、31日の本番に向けて3回の練習があり、忙しくなる。一回目の合同練習日には、総参加者200人中180人ほどが集合、熱の入った演奏に、実行委員の方々の1月からの五国各地での練習指導が、皆様の心を動かしていると実感する。
そして本番、関谷弘志氏の指揮もと、舞台上の全員が心ひとつになり、心踊らせながら吹くフルートオーケストラのわくわく感を久々に味わせて頂きました。とても良い演奏会だったと思います。
もうひとつ嬉しいことが、何十年と育てている「カネノナルキ」が初めて花をか咲かせてくれる。『花咲くと良いことがあるんですってよ』と、生徒さんが教えて下さる。良い事ってなんだろう…?
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