水越典子　日記

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演奏会には出てると言われる“水ぶー”(学生時代のあだ名）らしさを、このホームページでも…。
普段着姿の気まぐれ日記です。

2024年　6月30日
『また新しい世界が…』

5月もお休みし、やっと6月にやっとのお便り。

5月12日の生徒さん方の40回目の発表会「シリンクスの会」は、皆さん力の入った名演奏が続き、午前11時半から午後 5時前までの長い演奏会が、短い時間に思えるほどでした。それぞれの個性のある演奏が続き、音楽に関わっていて、良かったなと実感しました。

生徒さん方のコンサートが終われば、自分の演奏会の準備と本腰練習をと、動き出していました。

6月に入っても、奈良の博物館まで「空海展」を観に行き、定番のかき氷まで食べたりしてました。

しかし、10月に100歳をと元気にしていた母が、急に心不全が悪化して、6月8日の朝に自宅で私の手を握りながら、穏やかに逝き、翌日家族葬で、花に包まれながら99歳で旅立ちました。

通夜、葬儀を済ませ帰宅すると、夜に一夜だけ咲くサボテンが萎みかけていて、ベランダでも見送ってくれたようです。大任を果たせ、ほっとしてます。

今年は8月3日になった「フルートのこかげvol.29」は、お正月から能登半島地震、ウクライナ、ガザと日々悲しいニュースばかりなので、フランス、日本、中国、タタ―ル、ドイツ、イタリア、フィンランド、ウクライナの美しいメロディーで、元気になってとのプログラム、フルート独奏の「冥」は、この世とあの世に響く弔い笛の色が濃くなりますが、楽しんで頂けると思います。

7月は練習の日々、色々な疲れを音楽で流して、また新しい世界へ足を伸ばそうと思います。

今回も会場は今年100年を迎えた大阪倶楽部ホール、趣きのあるサロンで日々の疲れを癒しに来て下さるようご予定頂ければ、幸いに存じます。

(チケットはhttps://shade-of-flute-29.peatix.com/でも販売しています)。

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