フルーティスト 水越典子 ウェブサイト


レッスンのひらめき

演奏会には出てると言われる“水ぶー”(学生時代のあだ名)らしさを、このホームページでも…。
普段着姿の気まぐれ日記です。


 

2024年 7月26日
『暑い暑い!夏!!』

夏真っ盛り、朝からセミの鳴き声に起こされる毎日。4月に綺麗に咲いてたヤマボウシも受粉すると、真ん中が角のように伸びて面白い。

いよいよ一週間後に演奏会が近づき、練習の日々。今回は、15年ぶりぐらいに木管のフルートで演奏します。

この楽器は、1999年にドイツ人の生徒さんレギナさん(日本語お上手)が京都からドイツに帰国されたので、2週間ちょと彼女のお宅に遊びに行き、その頃も流行っていた木管を、大江浩志さんにお勧めのメーカーを教えて頂き、作ったもの。

ベルンハルト・ハンミッヒの工房までシュヴァルツヴァルト(黒い森)を越えレギナの車で行き、希望の音色を伝えてもらい作り、半年ほどで出来たのを、ヨーロッパに出張の多かった生徒さん中村正直さんに、ドイツに立寄ってもらい、持ち帰ってもらったもの。

その頃は、チェンバロの中野振一郎さん、テレマンアンサンブルと「フルートのたのしみ」シリーズでご一緒に演奏していて、現代に時代を追って演奏会を続け、お休みさせていたものを、久々に吹くと良く鳴るので、今回はこちらでと。

今、森永製菓が『愛されて111才組」で、同じミルクキャラメルデザインの消しゴム、文具、広辞苑が当たるキャンペーンを7月31日までしているのですが、この箱のデザインもグラフィックデザイナーだった父の仕事。

横浜で東郷青児さん達と二科会で絵を描き、森永製菓で図案家(グラフィックデザイナー)として働いた頃のものとか。

また、母の遺品整理していて、フエキ糊のフエキ君をゾウさんと一AnimalFriendsとして売り出してる頃の物が、箱入りで出てきました。

便箋にも成って、今だに愛されているのを、不思議がると思います。

「フルートのこかげ」のチラシも、父が『あなたのこの演奏会のコンセプトは、何ですか?』と質問し、デザインしてくれたものです。

今回の衣装も、演奏会のたびに母が作ってくれたドレスを、少し痩せたので寸法直しして、着せてもらいます。

今回最後に演奏するスコリクのメロディーも、現代音楽がお好きな生徒さん大瀬亜希さんが、ウクライナの良い曲がありますと楽譜を届けて下さり、吹くと素敵なのでプログラムに入れました。

本当に様々な方々に支えられ、演奏会を催します。 お時間ございましたら、ご来聴頂ければ幸いです。

https://shade-of-flute-29.peatix.com/






 


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