2020年 3月17日
『新型の疫病』
新型の疫病に対し、現代人がこれほど弱いとは、思ってもみなかった。
W・H・マクニールの『疫病と世界史』に、「あるひとつの新しい、特に適応のうまくいった感染症が出現すると、それはまたたく間に地球全体に広がる」と書かれてあったけれど、本当に世界中を席巻し、国境が閉ざされ、経済までが崩壊の危機になるなんて… 。
グローバル化と叫ばれて来たけれど、各国が絡み合いつつ物事が成されている、現代の世の在り方の証明になっているよう。
3月に入ってからの、夜の梅田の繁華街も、昼間の阪急電車も、人がめっきり減り、流れが変わりました。でも、豊津駅近くを流れる糸田川の土手道の桜は咲き始め、春は訪れてくれている。なのに、人生の節目の入学式、卒業式を迎えられない、子供達、学生さん達がかわいそう。
演奏会を始め文化活動が停滞して、直撃を受けていますが、5月10日(日)の生徒さん達の発表会「第38回シリンクスの会」(ムラマツリサイタルホール新大阪) 、6月27日(土)の「フルートのこかげ vol.25」(大阪倶楽部4階ホール)は、換気に気を付けながら、催したいと思っています。
医療崩壊を避けるためか、患者数の世界ランキング上位入りしたくないためか、皆目実態が分からない今、頼りになるのは、自己免疫力のみかと。
地球規模の気温、湿度などの変化に耐えるオールマイティーの新型コロナウイルスの不自然さは、人間の遺伝子組み換え操作で生まれた物が影響を与えたウイルスかしらとも?
出来るのは、免疫力を育てることしかないと、美味しいもの食べて寝てます。 |