2020年 9月30日
『エネルギーを頂く』
あっと言うまに、9月が過ぎ去っていきました。
でも、後半にエネルギーを頂く事が続く。全日本学生音楽コンクール大阪大会の予選審査が、22日から3日間フェニックスホールであり、中学生、高校生の熱のこもった演奏に接して、こちらまで熱くなる。
コロナ禍の中で、映像での審査も考えられたようだが、やはり生の演奏には代えがたい。
音大生の頃に苦しんだエチュードを、表情豊かに暗譜で難なく吹きこなす人が続出、レベルの高さに感心させられる。
毎年、若い人達から大いに刺激を受け、音楽を改めて考える良い機会にさせて頂いている。
そして、神戸近代美術館に新宮晋「地球アトリエ」展示を見に行き、新宮さんご夫婦と何年かぶりにお会いする。
ご縁は長く、1994年の「キッピス」の催しでは、月の女神に扮して塔の上でフルートを演奏させて頂いたりしたことも…。
昨年10月から今年の3月まで催された、フランスのシャンボール城でのレオナルド・ダ・ヴィンチ没後500周年記念「現代のユートピア」展で、お城にお泊まりの時に、夜な夜なダ・ヴィンチが夢に出てきて、「500年後にも残る仕事を…」と言ったとか…。
「地球アトリエ」は自然エネルギーを使っての、シアター、アトリエ、レストランなどがある建物群で、そこでしか聴けない、今までにない音楽を奏でる楽器を創るつもりだと、色々と楽しいお話をお聞きし、こちらも頑張らねばと思う。 |