フルーティスト 水越典子 ウェブサイト


レッスンのひらめき

演奏会には出てると言われる“水ぶー”(学生時代のあだ名)らしさを、このホームページでも…。
普段着姿の気まぐれ日記です。


 

2018年 8月10日
『お助けグッズ』

やっと今年の一大事イベント、CD録音を無事済ませる。8月8日から3日間、ムラマツリサイタルホール新大阪を、お借りして行う。

今回は、最初のCD「フルートのこだま」を作った時、テイエ・ファン・ギーストさんの助手として関わって下さった、ラプトサウンドの瀬口 晃平さんに録って頂く。瀬口さんシンフォニー ホールをはじめ、色々なオケの録音、ドイツでもクイケンのCDは、いつも手掛けていらっしゃるとか…。 若かった方も12年経ち、仕事に油が乗る年齢になられていた。

今回は、ソロの小品で世界を巡るプログラム、武満の「エア」をメインに、6月の演奏会で吹いた曲以外に、フーヴァー「ココペリ」、ロレンツォ「神話の組曲」、ジョリヴェのアルトフルートのための「アッセズ」など、14曲を吹き込む。

無伴奏には、ムラマツリサイタルホールの響がぴったりなんですが、人が入らないと、残響が少し多い感じだったので、お客様の代わりにピアノのカバー、マット等を敷き、吸い取ってもらう。

楽器もヘルムート・ハンミッヒ、ムラマツ、アルトフルートと3本用いたので、楽器によって残響も異なり、敷物の数も変え、アルトの時は、控室のアップライトピアノのカバーまでお借りして、工夫する。

アンデルセンのエチュードからの一曲は、思わぬ面白い効果が出たりと、ホールの響に、大いに助けられる。

そして、足元も靴を履くと音がするので、5本指の靴下で録ったのですが、これが安定をもたらしてくれる。曲間では、マットに転がっては、ついつい固くなるからだを、ボディ・マッピングの「ねっころがりワーク」で、ほぐしつつ、3日間のハードスケジュールをこなす。

ホールで吹き込んでは、控室で再生を聴くのですが、今耳にしてた音、そのものが出てきて、『そのまんまやん〜!!』と驚く。さて、どんな CDに仕上がるのか、編集されたのが届くのが、楽しみです。


 

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