2018年 4月22日
『新緑』
日々の営みに追われ追われ、気付けば、若葉が萌で出し、「さつき」が咲き、スタジオのデンドロビュームさんもパキラの陰でひっそり花開いていた。
今日は、昨日に引き続き、朝10から夜9時まで、5月6日にある生徒さん達の年一度の発表会、「シリンクスの会」のピアノ合わせがあり、どっぷり音楽漬けの二日間になる。この時期が、1年で一番忙しい。
6月23日に催すコンサート「フルートのこかげ」の準備も重なるし、その上今年は11月に発売予定のCDの録音を、8月に控えているので大変。
でも、生徒さん達が全力を尽くし練習して、ピアノ合わせに臨み、やっと作曲家が描いた完成品の音楽を、味わうのに立ち会えるのは楽しい。
この会の伴奏を、長年して下さってる戝津 早苗さんから、『吹いてらした方が、ここまで上手になられるとは、思ってませんでした。』と言われると、生徒さんの事ながら嬉しくなる。
今回も、奈良フィルの原祐子さん、ファゴットの吉田文子さんも友情参加して下さり、朝日カルチャーセンター・アンサンブルクラスの方々、友人を誘ってのトリオ、デュオ等のアンサンブルも混じえてのコンサートになる。
ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ダマーズのピアノとの「トリオ」、ショッカー「ナイトブルーミング」、ピッコロ三重奏「クロック アラーム」と、知らなかった曲を、また、生徒さん方に教えてもらう。
もう50年以上もフルートの世界に関わっているのに、どんどん変化して飽きる事などない。
「シリンクスの会 第36回」を、ゴールデンウイーク最終日5月6日(日)の11時30分から、ムラマツリサイタルホール新大阪にて催しますので、どうぞフルート音楽に浸りに来て下さいませ。(詳細はコンサートのご案内をご覧下さい
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