2010年 11
月15日
『節目』
気が付けば、イチョウ並木もすっかり色付いて、朝日に輝いている。
昨日、「フルートのたのしみ」第29回を無事終える。ご来聴の皆様には好評で、なんだか良く響いていたようで、口々に音、音色を誉めて下さる。
デュカス、シュルホフなどあまりお馴染ではない曲も多かったのですが、78歳の生徒さんに『ドビュッシー以外は知らなかったけれど、心にすっと入って来て、あっと言う間に終わった感じでした。』と言って頂きほっとしました。
でも、何度踏んでも本番は怖いもの、緊張がプラスに働いてくれた曲もあれば、マイナス方向にも…。
今回聴きに来て頂けた伊藤公一先生が、『あの伴奏の岡原慎也さん、上手いなぁ〜!』と感嘆を込め一言。やはり恩師は全てをお見通しなのです。
『芸のためには、義太夫も三味線も相方を決めなあきまへん。』と浄瑠璃の竹本住大夫さんもおっしゃってはりますが、もう17年になる岡原氏には大いに助けて頂いています。
また、この日、11月14日は記念すべき誕生日でもあり、赤いドレスを着たのですが、演奏会後に生徒さん、友人など70名ほどの方々が集い祝って下さる。
アンサンブル、合奏もある和気あいあいの音楽パーティーになり、新しい生への節目を、皆さんに暖かく後押しして頂いて、越えた感じです。
お蔭さまで、こんな歳になったより、暦が一巡またゼロからの出発の新鮮気分。
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