2021年 2月15日
『春近し』
124年ぶりに1日早まった節分、友人と例年のごとく垂水神社の節分祭に行く。
無病息災の経木を買って、護摩焚き神事が行われてる垂水不動社の周りを、3回廻り祈る。お線香の煙のむこうに、護摩焚の火が立ち上ぼり、太鼓とお経を唱和する声が響く。神社にお経、神仏習合の名残とか。長く続いているであろう祈りの場に佇むと、どこかタイムスリップしたように感じる。御神酒とおぜんざいはコロナで中止、替わりに福餅を頂く。
翌日の立春は、長年の友人植澤晴夫さんが、西宮でフルート専門店『ムジーク・アトリエ ウエサワ』をオープン、早速修理第一号にと、ヘルムート・ハンミッヒを預けに行く。JR西宮駅前ビルの2階と、便利な所で、地の利も有りそう。
バーゼル、ミュンヘンで、ニコレ、パユはじめ、ヨーロッパ中のオケのフルートのメンテナンスをしてきた方だから、関西には修理工房も少なく、重宝がられるのではと…。
私は、大昔名古屋フィルにお手伝いに行ってた頃に、名古屋ムラマツで直して頂き、ピタリと合う調整感覚に驚いて以来のお付き合い。
ヨーロッパに旅行の折には立ち寄り、観光案内して頂いたり、お世話になりっぱなしだから、せめて広報活動してお手伝いしないと と…。
お休みの日に、一日目標5000歩の散歩に近くの公園の梅林に立ち寄ると、冷たい風の中、紅梅白梅が咲いていた。苔を付けた老木も、可愛い花を咲かせていて、あ〜あこんな風にありたいなぁ〜と思う。 |