2015年 7月27日
『アンサンブル』
世の中、本当に便利になりました。12日に神戸で催された「まちなかコンサート」で、フルートアンサンブルリップルMの六楽内さん、河野さん、大瀬さんによる、リップルM2トリオが神戸大丸前で演奏したのですが、同じ時間にクリニックをしていて行けなかったのが、聴けたのです。
応援に行った生徒さんのスマホの動画で、しっかりドレスの色から、足を止め耳を傾けている人達の様子まで…。
東京から聴きにいらしたフルート協会会長佐々木先生が、『元町駅降りたらアルビージの「鐘」が聴こえて来てね。みんな聴かせてもらったけど、良かったよ !』と言って下さっていたのが、よく分かりました。小さい画面とはゆえ、手に取るように様子が分かるのですから、有難いものです。
また26日は、守山市民ホールに滋賀県吹奏楽コンクール中部地区予選の審査に行く。朝の10時から夕方5時過ぎまで、中学校の25団体を聴く。
コメントを書きながらの審査は、とてもハードなのですか、50人ものメンバーが心ひとつにアンサンブルする姿は美しく、何かエネルギーを貰える機会にもなり、好きです。
このところ全体にレベルが上がっていて、A.Bグループ合わせ100人を有する学校は、技術的にも安定しているのですが、たった29名で学生指揮らしき学校の、ソロで出て来ると欠点が表立つのに、みんなで練って練ってきただろう音楽は、それをも掻き消し 心に迫ってくる。
これこそブラバン、アンサンブルのおもしろさと、心踊らせ聴き入りました。
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