フルーティスト 水越典子 ウェブサイト


レッスンのひらめき

演奏会には出てると言われる“水ぶー”(学生時代のあだ名)らしさを、このホームページでも…。
普段着姿の気まぐれ日記です。


 

2016年 5月22日
『発表会』

5月8日に、生徒さん方の発表会、シリンクスの会が無事終わる。

スタジオに通って下さる方々、朝日カルチャーの「フルートアンサンブルを楽しむ」の14人のメンバー、今年から石山高校生がピアノ伴奏者とともに6人参加で、いつも以上に賑やかになる。

スタジオMでレッスンしてらっしゃるオーボエの中江先生の生徒さん、アンサンブルでクラリネットの方も出演、友人ピアノ伴奏が3組と、和気あいあいのコンサートが、朝11時半から5時過ぎまで続く。

昨年までは、ムラマツの講師をしていたので、部屋をお借りして、当日の朝からゲネプロ練習をして本番に望んでいたのが、それが出来なくなり、ぶっつけ本番の舞台になる。

でも、それが功を奏し、皆さん集中なさるのか、良い演奏が続く。その代わりに、準備段階のピアノ合わせ回数が増え、ゴールデンウイーク中は連日朝から晩まで合わせレッスンで、目が回る忙しさ。

舞台で上手く日頃の成果を発揮できた方、思わぬところでミスが出て、意外な結果になった方にしても、舞台という非日常の場所、人々が集中して聴いて下さる異空間での体験は、何かをもたらせてくれるはず。

私も、いつも最後に一曲吹かさせてもらっている。皆さんの演奏を見守って後の舞台は、普段以上にプレッシャーが掛かりますが、秋のコンサートのヴァスクスの「アリア」を演奏し、勉強させてもらった。

演奏会の最後は、ご来場の方々も一緒に「エーデルワイス」の合奏が恒例、座席からも吹いて下さってたようで嬉しくなる。いつまでも続く道、年に一度の定点観測が成長度合いを教えてくれる。


 

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