2018年 1月10日
『新生』
明けましておめでとうございます。
何かが開け、新たな生活が始まった感覚を、今年は特に感じる。 と言うのも、年末に変わり目を感じさせる事が重なって…。
12月25日に、映画『ミクロの決死圏』よろしく内視鏡で体内探索、美しい内臓内に見とれ、
26日にはスタジオに長井芽乃 さんに来て頂き、ボディ・マッピングの初めてのレッスンを受け、眼から鱗の体験をし、
27日は年に一度の健康診断を受け、徐脈ながらどこにも異常なしと言われ、
28日には、ミュンヘンからウエサワパッドシステム普及のワークショップに帰国中の植澤晴夫さんに、手持ちの楽器4本 (UESAWA 、ムラマツ、ベルンハルト・ハンミッヒ[木管]、ヘルムート・ハンミッヒ) ともにメンテナンスに出し、11才からフルートを始めて以来の身近に楽器がない、どこか心許ない気持ちを初めて味わう。
そして、29日にはスタジオの台所の流し台の下が水漏れして、30日に水道工事に来てもらい、正月明けまで水が使えなくなる。
これで予定が大幅に狂い、今年はお煮しめ炊こうと、材料買い込んでいたので、家のお鍋総動員で炊きものしながら、年越しをする事になる。蓮根と鶏肉、ごぼうと肉団子、人参に里芋、筍と昆布、椎茸、三色こんにゃく、甘味はザラメを使ったら、我ながら上手なできばえで、母も美味しいと注文のお重より、箸を出してくれる。
1日、2日はゆっくりして、3 日は恒例の友人夫婦との住吉大社へ初詣。振り返れば、もうかれこれ31年続いていて、友人と驚く。
4日には、楽器が戻り、新生ヘルムートとボディー・マッピングで変化した体感覚での、ゼロからの出発。
今年は、「フルートのたのしみ」「フルートのこかげ」で取り上げた無伴奏曲を、まとめてCDにしようかなと、楽器も曲によって使い分けてみたら、面白いかなあ〜と構想中。 |