2021年 3月30日
『新しい試み』
今年の桃の節句、久々に友人、生徒さん手作りの小さなお雛様にもお出まし願い、一気にスタジオが賑やかになる。
3月は、確定申告でいつも気が重たくなるが、昨年はコロナ直撃で持続化給付金、スタジオの家賃支援金を頂いたので、その取扱い相談に税務署に早々に行く。
すると密を避けるためとやらで、駐車場にテントで急ごしらえの会場には、どこにも椅子はなく、書類の書き入れも立ったままで、相談員さんかけ持ちで姿見えなくなったりで、予約制でありつつ、立ちっぱなしでなんと2時間。
パソコンの方々には、お部屋が用意されていたようですが、アナログ人間にはなんとも過酷な確定申告でした。
発表会が近づき、コロナ感染心配でなかなかレッスンに来れない方に、ウェブレッスンをする。当初は否定的に考えていたのですが、学校や医療関係、遠方とかで、ここ1年ほど来れなかった方々のご要望で、スカイプを使って試みたら、案外有効なレッスンができる。
確かに二重奏ができず、ハーモニー音程合わせ練習は不可能ですが、アフタクトと拍頭が聴き分けられ、弦楽器での弓使いのアップ・ダウンの吹き分け指摘、拍動感、リズムの刻みを持ちつつ吹けてるか、どこまでのフレーズ・話と考えてるかなどの要点は、聴き分けられるので、役に立つ練習をアドバイスできる。
「先生の音色聴けないの残念だけど、詰まってたとこ吹けるようになり、楽になりました」と、生徒さん方の満足度も高いようです。
コロナ時代に合わせ、新しい試みに挑戦してみると、新しく世界が広がり面白いものです。 |