フルーティスト 水越典子 ウェブサイト


レッスンのひらめき

演奏会には出てると言われる“水ぶー”(学生時代のあだ名)らしさを、このホームページでも…。
普段着姿の気まぐれ日記です。


 

2013年 4月30日
『シリンクスの会』


明日から五月、スタジオMに集う方々の演奏会、『シリンクスの会』がいよいよ近付いて来ました。

指導している方々とアンサンブルのお仲間、リップルMのメンバー、私自身の友人と多彩な人々の賑やかなコンサート。

今回は朝日カルチャーセンターの「フルートアンサンブルを楽しむ」のメンバーも初参加。

5月12日(日)向け、この連休もピアノ合わせで明け暮れる。演奏会の要の伴奏は、長年手伝って頂ている財津早苗さん、そして浦辺昌美さん、作曲家の松園洋二氏には近代の難曲を担当して頂き、アドバイス頂いたり、お三方には大いに助けて頂いています。

今年も生徒さんのご友人として、作曲家 酒井格氏も参加、ピアノとご自身作曲のフルート四重奏でフルートも演奏されます。

5月12日(日)の11時半からムラマツリサイタルホール新大阪にて催しますので、どうぞフルート音楽に浸りにいらしてくださいませ。入場無料にて、皆様のご来聴お待ちしております。(詳細は演奏会案内をご覧下さいませ)

 

2013年 4月6日
『神戸国際フルートコンクール』


このところ連日、高速神戸駅から大倉山にある神戸文化ホールに向かい、この坂を必死で登っている。

4年に一度催される神戸国際フルートコンクールが、3月28日より始まり、開始10時に間に合うよう家を早く出ているつもりが、きりきりでここで苦しんでいる。 

このコンクールは、今の世界の若手の実力者が揃うので、大いに刺激になり、一人でも多く聴きたくなる。課題曲も全時代の名曲を網羅してあり、それを個性溢れる新鮮な演奏で聴き比べ出来るのですから、本当に楽しい。一次予選から聴くのが、面白い。個性が強いと光る曲が決まり、最後まで残れないけれど、そのキラリ輝く時は素晴らしい。また、なぜ上手く聴こえないかを考えるのが、勉強になる。

今回は、品格ある知的な演奏で、曲の構成力の豊かさが光った、スイスのセバスチャン・ジャコー氏が好きになり、3次までしか聴けなかったので、サインをもらい一位を願ってると伝えるとはにかんでいた。

後で結果を伝え聞くと、フランスのマチルド・カルデリーニと一位を分けたとか。彼女は一度も聴けなかったのが、残念。

大抵午後から夕方から大阪、京都で仕事があり、忙しい思いはしたけれど、昼休みは友人達と旧交を温め、実り多い6日間でした。


 

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