2014年 6月3日
『紫陽花のころ』
「フルートのこかげ」の一回目のピアノ合わせ日、岡原さんの練習場所への道すがら、いつもの場所で紫陽花が咲いてくれている。毎年この頃にだけ通る路、元気にしてたのねと、声掛けたくなる。
もう19回になるのに、初めての合わせ日は、緊張する。
今回は、子守歌と夢の特集。何度か一緒に舞台を踏んだ曲もあれば、初めての曲も。 いつもほとんど話さず、ただ音だけのやり取り。ピアノで相当集中した場を作られるので、こう持って行きますと動かすと、次に音を入れるべき点が明確に出てくるので、はめて行かねばならない。
ひとり練習とは違って、自在でなければならないから大変。違う視点からまた曲を見直すこともあり、大いに刺激を受ける。
ラヴェル「フォーレの名による子守歌」、リスト「夢に来ませ」、ハンゼルト「変ト長調の子守歌」と、ヴァイオリン、歌、ピアノの曲だけど、面白い曲に初めて取り組む。
また、ロレンツォのソロ「未来派芸術家の夢」が、レント-カプリスだけあって、本当に気まぐれに変化に富む難曲。
楽器もムラマツのSRヘビーに、お借りしているUESAWAフルートの頭部管で初めて吹くので、なかなか大変。
6月28日(土)5時から大阪倶楽部4階ホールにて催します。お時間ございましたら、どうぞご来聴下さいませ。
(詳細は、演奏会案内をご覧下さいませ)
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