2013年 6月25日
『ロマンス』
22日に、小品シリーズ「フルートのこかげ」を終える。忙しい日常から逃れ、音楽に浸り、ほっと一息ついて頂ければと始めたコンサート、こちらも18回を数える。
演奏会はプログラムが命だけど、短い曲で構成するこのシリーズには、いつも頭を悩ませる。聴き易くて、魅力的な曲探しが、なかなか大変なのです。
今回はロマンスでまとめてみたら、大変好評でした。恋歌、物語風な小品は、作曲家によって、喜びを歌ったり、憧れを、苦しみをと切口が異なって、変化に富んだものになったからかしら。 ドニゼッティ、ペートーウ゛ェン、シューマンとお馴染の名曲も混じったのも良かったよう。
今回のピアノは、岡原慎也氏にお願いしたのですが、もう20年近いお付き合いで、アンコールを含め全12曲中9曲は、ご一緒に舞台に乗せた事のある作品だったのもあり、アンケートで息がよく合ってると、何人もの方々に書いて頂けたのかも知れません。
また、この演奏会でもお願いしております、東日本大震災への義援金は10362円ご協力頂き、遺児育英資金ももかき育英会に送らせて頂きました。
ご協力、有難うございました。
また、次回に向け、ヒットプログラムを練らねば…。そう思っていると、何かが網に引っ掛かって来るから面白い。
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