フルーティスト 水越典子 ウェブサイト


レッスンのひらめき

演奏会には出てると言われる“水ぶー”(学生時代のあだ名)らしさを、このホームページでも…。
普段着姿の気まぐれ日記です。


 

2013年 2月26日
『新生活』


横浜に住んでいた兄が、都会を離れ新生活を始めたと聞き、初めて訪れる。

相模原の宮ヶ瀬湖の近くにアトリエと、義姉がしたかったドッグカフェを併設、「ROUTE MIYAGASE 64」と言う素敵な店を作っていた。 

近くには牧場などもある木々に覆われた所ながら、車では都心、横浜に1時間余りで行けるとか。コンピュータ時代だから、今まで通りグラフィクデザイナーの仕事も変わらずでき、何年か前から描き初めた細密鉛筆画の世界も広げて行こうと、アトリエを構えたとの事。

一方義姉のカフェは、居間を思わせるゆったりとしたインテリアで、自然派指向のランチも出してるとか。玄米入りご飯に3種ビーンズカレーと、自分でローストしたナッツ入りアイスを試食させてもらったが、おいしさに手間かけ作る暖かさが加わり、本当に美味でした。サラダを付け、
店の名前からと、640円で出してると言う。採算は?と大阪人としては心配になりました。

4月には、頼まれ横浜で個展をするとか。満天の星空のもと一泊しただけで、心身ともにリフレッシュ、この地で生まれる作品には新たな風が吹くだろうなぁ〜と…。兄夫婦の新たな挑戦に乾杯!

 

2013年 2月15日
『公開レッスン』


8日にリヨン・コンセルヴァトワール教授のPh・ベルノルド、13日にE・パユと、立て続けに公開レッスンを聞きに行く。

ベルノルド氏には、秘密を教えましょうと、ヨーヨーの様に息を使う等、9つものヒントを教えて貰う。

特に『先生は生徒と一緒に吹いた方が良い。私もデボストをはじめ色々な先生と吹き、盗み今の私がある』との言葉が印象に残る。

パユも、音楽は音階と和音で成立しているのだからと、タファネル・ゴーベールの日課練習の大切さを強調。手を自動的に動くようにした上で、19世紀末の変奏曲等も、第一変奏はこんなパターンで何の和音で動いてる、ここは何調の音階という頭で吹きなさいと…。当たり前の事ながら、そう考えられての模範演奏を聴くと、楽譜なぞり演奏との違いに納得がいく。

時代と共に奏法も変化して来ているので、自分の指導方法の点検のためにも、なるべく公開レッスンは覗くようにしている。今回は、収穫多大なり。

そして、翌日のバレンタインデーにシンフォニーホールで催された、パユと日本センチュリー交響楽団とのモーツァルト・フルート協奏曲ト長調のすばらしかったこと。

音楽が生き生きと動き回り、躍動感に溢れながらも優雅で、2楽章などは、薫り立つようだった。こんなにこの曲に色々な話が詰まってたかしらと思うほど、多弁で今までに耳にしたことのないモーツァルトでした。堪能しました。

 

 

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