フルーティスト 水越典子 ウェブサイト


レッスンの現場で

レッスン中にみなさんが一所懸命吹いていらっしゃるのに、
聴いていて「なんだか苦しそう」「どこか変だな」を感じた時、
ふと生まれて来た言葉たち。

音楽をより楽しむためのヒントになればと、 書き留めてみました。




vol.1

『楽譜は音楽をフリーズドライ加工したもの』

音楽は音の運動。楽譜を音の運動に変換することが、演奏するということ。

フリーズドライ食品に熱湯を注げば、形がむくむくと生まれてきて、
おいしそうな薫りが立ち上ぼるように、拍子の波に乗って吹けば、
流れが生まれ、ことばとしての塊、文章が感じられ、
何かを味わうことができるようになる。

音符の高さ長さが正しくても、音楽の波を止めて演奏するのは、
フリーズドライ食品の堅い固まりをかじっているようなもの。




<バックナンバー>
vol11.「音出し練習」 (2016.1)
vol10.「難所は新発見の場所」 (2013.7)
vol9.「練習を練習しないで!」 (2011.1)
vol8.「音作りは、曲芸師のごとく」 (2010.4)
vol7.「耳を聴き開く」 (2010.2)
vol6.「関係性を読み解く」 (2010.1)
vol5.「フィンガリングは指先の皮膚感覚で」 (2009.12)
vol4.「生きているものは、ゆれながら進む」 (2009.10)
vol3.「音の響き合いに耳そばだてて…」 (2009.08)
vol2.「まず、リズムありき」 (2009.07)
vol1.「楽譜は音楽をフリーズドライ加工したもの」 (2009.06)




 
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